井本 達也

(管理業務 LSA)
井本 達也

大阪府堺市出身。レジャー艇のメンテナンスで20年以上の経験を有する強者。数々のエンジントラブルを経験し、レジャー艇の総てを知り尽くし、現在はLSA部門の課長に就任する。
○小型船舶操縦士1級


ミズノマリン入社30数年、LSA整備で16年目を迎えました。
定年まで約3年、ミズノマリン特にLSA部門発展を考えながら現場解決力など後進育成に努めたいと考えます。

LSAとはlife-saving appliance(救命設備)の事で、海上人命安全条約(SOLAS条約)から設備・機器の性能要件と試験基準などを条約本文から分離・追加したもので、強制コードがいくつか制定されています。
解りやすく説明すると、救命艇と進水装置(ダビットやウインチ)の操作時に船員の操作間違いなどで事故が多かったため、常に健全に作動可能で、かつ乗員が操作に熟知しているか点検し、SOLAS条約や救命設備コードに合致しているかを確認改善し、事故の無いよう、何時でも安全に乗組員が避難出来る様お手伝いをしております。
2021年SOLAS条約改正(MSC402)が発行となり、メーカー発行の機材型式まで明記された証書と旗国・船級認証工場取得が無ければ検査・修理ができなくなりました。
旗国・船級認証工場でのメーカー承認技師のみに限定され、不確かな業者は排除されました。
これからも、船員の安全を守り、常に機材が良好作動出来る様努めて参りたいと思います。

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