2014年10月25日 第28回ふれあい広場鈴鹿出展

11月5日、「西尾市総合防災訓練 17万人市民まるごと防災訓練」に出展させて頂きました。
この防災訓練への参加のきっかけは、今年の5月に名古屋ポートメッセで開催された「中部ライフガードTEC」です。出展していた弊社のシェルターが西尾市危機管理局の方々の目に止まり、その場でオファーを頂く事になったのです。しかも、数社が救命シェルターを出展していた中で、弊社ミズノマリンを選んで頂き本当に嬉しい限りです。また、選んで頂いた理由は、「他社には無い、自走式であった事」。やはり、津波が発生して引き波で遥か沖に流されても自力で陸に帰れる事で生存率が格段に上がるのではないか、という所に着目して頂き、出展に至りました。

そして、この防災訓練は南海トラフ巨大地震を想定した大規模な市民参加型の防災訓練で、内閣府協賛という事もあり非常に中身の濃い訓練でした。西尾市をはじめ、西尾市消防本部、愛知県警察、愛知県防災航空隊、陸上自衛隊、航空自衛隊、海上保安庁etc……と沢山の協賛があり、これだけの規模の訓練を実施する西尾市には、非常に高い防災意識がある事が伺えます。その西尾市から、「今回の防災訓練に是非、ミズノマリンの救命シェルターを出展して欲しい!」とお声掛けをして頂き、私、感激です!!

今回は陸上での展示ではなく、実際に海上に浮かべての試乗体験を実施させて頂きました。


試乗体験中、救出訓練中のヘリコプターや、救援物資投下訓練の輸送機等が上空を飛び回り、本当に震災が発生したのではないかと勘違いしてしまうくらいの雰囲気でした。
シェルターを操船する私も、ピリッと緊張が走ります。

当日は、西尾市市長や副市長を始めとする議員の方々も参加して頂き誠に光栄です。

また、地元の中学生や小学生、幼稚園児も乗船体験する事ができ、災害時に役立つ貴重な体験が出来たと思います。
前日から協力して頂いた石川農機株式会社様、そして西尾市危機管理局の方々、誠にありがとうございました。

今回の防災訓練を通じて、西尾市は南海トラフ地震や震災に対する防災意識が非常に高い市だと感じました。しかし、これくらいの防災意識があるのが普通なのではないか、とも私は思います。東北大震災から3年が経過し、どことなく防災に対する意識が薄れてきているような気がします。沿岸部に位置する各市町村をはじめ、沿岸部に事業所を構える企業様等、今一度、防災に対する考え・意識を改めみてはいかがでしょうか。